후리가나로 읽는 일본 고전
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じょしきりがみねとざんき
女子霧ヶ峰登山記
島木 赤彦
島木 赤彦의 女子霧ヶ峰登山記(じょしきりがみねとざんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,198자 · 11화면
雨のために握飯がよい加減にしめって居る。時計は今少しで十二時を指そうとして居る。
午後一時頃、余等は賽の河原坂の上に休んで、下界に霽れ行く霧の壮大なる光景を眺めて立った。薄霧の末には遙かに諏訪湖さえ見えている。生徒の喜びは大したものであるが、余はこの晴が一時的のものであると信じて居た。果然一時半頃から大粒の雨がやって来た。もう斯うなっては破れかぶれ、疲れた生徒の手を引いても行ける処まで行こうと決心して、丈長い草を分けて出立した。数町行くと、白檜森が左右に一かたまり茂って、その側に潺々たる小川が流れている。咽を湿して又出掛けた。これから東股川の谷までが霧が峰の尤も雄大を極めて居る処で、広漠たる広原が両方の鈍形峰から斜に裳裾を曳いてその中間に、今飲んだ清流を走らせて居る。晴天ならばこの辺に角間新田から登る草刈が、あちこちと唄いかわして、遙か向うに飼放された馬の群が走るなど、真に悠々たる天上の花野であるが、今日は中々そんな訳でない。やっとの事で通り抜けて東股川の谷に下りた。
採集植物
シモツケソウ クカイソウ ルリトラノオ キンバイソウ ヤナギラン ウスユキソウ ヨブスマソウ ノブキ バイケイソウ シュロソウ ヒメユリ シラヤマギク オタカラコウ タムラソウ キオン