후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
それと見ると、明智探偵は、その飾り物をよくしらべるために、つかつかとその前に進みましたが、鎧から一メートルほどのところへ近づいたときでした。またしても、あの笑い声が、広い部屋に反響して、ものおそろしいひびきをたてたのです。その声が、あまり大きかったものですから、明智探偵は思わず一歩あとじさりをしました。すると、笑い声はぴったりやんでしまいました。
また鎧に近づこうとしますと、まるで待ちかねていたように、笑い声がひびきはじめます。
いったいその声はどこから出てくるのでしょうか。どうやら鎧の中からのようです。しかも、兜とほおあてにかくれた、その顔の部分からのようです。ああ、飾り物の鎧が笑っているのです。いや、鎧が笑ったり、ものをいったりするはずはありません。むろんその中には人間がはいっているのです。飾り物ではなくて、人間が鎧を着て、兜をかぶって立っているのです。それはいったい何者でしょう。いわずとしれた二十面相にちがいありません。
それと気がつくと、明智はキッと身がまえをして、甲冑のお化けをにらみつけました。小林少年と信雄君とは、思わずおたがいに手をにぎりあって、身をすりよせました。