후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
チンピラ別働隊
蔵の前のイスにもたれこんで、例のモジャモジャの髪の毛を、指でかきまわしながら、じっと考えこんでいます。
しかし、へんですね。明智が頭の毛を指でかきまわすのは、いつも何かいい考えがうかんだ時にやるくせではありませんか。ではこのだれにもとけない謎が、明智にはわかりはじめていたのでしょうか。
そうです。われらの名探偵は、その時、じつにとほうもないことを考えていたのです。このふしぎな謎が、明智の頭の中では、ほとんどとけていたのです。しかし、たしかな証拠をつかむまでは何もいわないのが名探偵のくせです。その晩は、中村係長から、
「さすがの明智君も、この怪物には、少々こまっているようだね。」
と、からかわれても、ニコニコ笑うだけで、何も答えませんでした。
チンピラ別働隊
手塚家の蔵の前で怪事件がおこった同じ日の夕方のことです。もう暗くなりはじめた上野公園の、とある広っぱで、きたないカーキ色の服を着た、げたばきの、帽子もかぶらない少年が、しきりに口笛をふいていました。
浮浪少年にしては、顔色がよく、まるでリンゴのような頬をしています。オヤ、どっかで見たような顔だぞ。