후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
やつはぼくらに追っかけられることを、おそれて、あの縄ばしごを持ちさったのではないでしょうか。」
明智と中村警部は、穴をはいだして、刑事と三人のチンピラのそばに立ちました。
「明智君、縄ばしごのかわりはないだろうね。」
「いくらぼくだって、縄ばしごを二本は持っていないよ。しかたがない。むこうの部屋のドアーをこわして、はしごを造るんだ。二三十分もあればできるよ。」
明智はのんきなことをいっています。
「だが、明智君、二三十分もぐずぐずしていたら、やつは遠くへ逃げのびてしまうぜ、そのうえ、変装の名人ときているから、見つけだすのは、よういのことじゃない。最後のどたんばになって、まんまと、やつに一ぱいくわされたね。」
中村警部は、のんきな顔をしている明智を、横目で見ながら、腹だたしげにいうのでした。
「中村君、心配しなくてもいい、ぼくがのんきにしているわけはね、ぼくのほうにも、まだ奥の手があるからだよ。」
「エ、奥の手だって。」
「ウン、二十面相に奥の手があれば、ぼくにだって奥の手があるさ。ここにいるノッポの松公が、小林の身がわりをつとめていた。すると、その小林は、今どこにいるだろう。