후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいげんだん
妖怪玄談
井上 円了
井上 円了의 妖怪玄談(ようかいげんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,869자 · 59화면
しかして、その想像は経験連想の力によりて自然に生ずるをもって、必ずしも意力を用いてこれを想起するにあらず、また推理によりてこれを論定するにあらず、ただ自然の勢い、知らず識らずその想を現ずるなり。例えば、われわれが故人の名を思えば、その容貌自然にわれわれの想像中に現ずるがごとし。また、たとい一面識なき人も、その名を聞けば、おのずからその容貌を想出するがごとし。
これをもって、明らかに知らざることも、コックリに問うて知ることを得るに至るなり。その他、コックリの回転するに当たり、獣類中天狗の来たるときはその力最も強く、弱小なる獣類の来たるときはその力また弱しというがごときも、連想の規則によりてしかるなり。すなわち、われわれが天狗について、その力の強きを知るときは、天狗と強力との間に思想の連合するありて、天狗の来たると思えば自ら強き力をこれに与うるをもって、コックリもこれに伴ってまた強き回転を示すに至るべし。これに反して、弱き獣類の来たると思えば弱き力を与うるをもって、弱き回転を見るに至るなり。これみな、連想より生ずる不覚作用といわざるべからず。
第三六節