일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ようかいげんだん

妖怪玄談

井上 円了

井上 円了의 妖怪玄談(ようかいげんだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,869자 · 59화면

아오조라 문고

第一六節

けだし、そのはじめて起こりし地は豆州にして、その地よりコックリの報道を得たるは一昨年にあり。その後数カ月を経て、尾濃、京阪の間に行わるるを聞き、同時に房総諸州に蔓延せるを見る。しかして、そのようやく進みて東京に入りしは昨秋のことなり。その後次第に波及して、埼玉、群馬、信濃地方に入る。これと同時に、九州地方に流行するの報を得たり。かくして今年に至り、奥州に入るの報道あり。余がさきに、そのはじめて東京に入りしの風説に接したるは昨夏のことにして、深川区をもって起源とす。その後、日本橋、京橋諸区を経て、今春に至り牛込、小石川辺りに流行するを見る。これ、余がコックリは東海諸国に起源せりというゆえんにして、はじめに豆州地方より起こるならんと想像せしゆえんなり。すでにして余、昨夏豆州に遊び、その地の流行の実況を捜索して、はじめてその説の真なるを知る。

第一六節

一昨昨年ごろのこととかや、アメリカの帆走船、豆州下田近傍に来たりて破損したることあり。その破船の件に関して、アメリカ人中久しくその地に滞在せしものありて、この法を同地の人民に伝えたりという。そのとき、アメリカ人は英語をもってその名を呼びたるも、その地のもの英語を解せずして、その名の呼び難きをもって、コックリの名を与うるに至りたるなり。