일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たぬきじる

完本 たぬき汁

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 完本 たぬき汁(たぬきじる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,158자 · 273화면

아오조라 문고

当時、若狭守用人三浦七兵衛から、豊後守に送った書翰に、

『恐れ乍ら、書取を以て奉申上候。益々御機嫌よく御座遊ばさるべく、恐悦至極に奉存候。然らば、過日一寸奉申上置候御膳酒味として、極内々にて申し候に付恐れ乍ら持たせ奉指上候。私共にも下され兼ね候位之御風味にて、実に恐入候御事に奉存候。其余すべて御膳辺右に准じ候。御模様哉に相伺ひ申候。尚、恐れ乍ら御賢慮あらせられ候やう奉申上候事』

と、記したのがあった。

これに対して、豊後守の返事は、

『昨日は御膳酒御差越し、辱なく早速拝味致し候ところ、以ての外なる味、七分水、三分酒と申位の事に候。総じての儀、右に准じ候旨承知いたし候。この節取調中に候。その中否や申し入れべく候。且つ、器返却に付、有り合ひ麁酒差入申候。早々不備』

というのであった。けれど間もなく豊後守は俄に江戸へ召されたので、御用商人検挙のことは中止となった。

※

さて、近衛内閣は四月十九日の閣議において賀屋蔵相の立案した貯金奨励局新設のことを承認し、これを現政府の政策の一つに加えることに決定した。

賀屋蔵相の考えるところによると、国民が協力して貯蓄精神を発揮すれば八十億円位ためるのはさほど困難ではない、というのである。