일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,159자 · 9화면

아오조라 문고

それに商売がしやすいのであります。そうして売れないものは無理に売ろうとせず、二の鳥を俟ち、三の酉があればそれをも俟つという風で、決して素人のように売り急ぎをしないのだそうであります。際どいのは、もの仕舞い際になると、蝋燭(薩摩ろうそく)やカンテラを消して店を方附け、たった一本位出して置いて、客がつくと、それを売る。もうないのかと思うと、もう一本ある。他の客が奪うようにして買って行く。段々とそうして余分に儲けるなどなかなかその懸引があるものだといいます。けれど、こっちはそこまではやれない。この商売はほんの駈け出しだから、何んでもかまわず早く売りたくて仕方がなかったものでした。

私たちの店は今も申す通り、大きい店の袖にあった跳ね出しの店です。この方が割方安くてかえって都合がよろしい。大分、もう売って行ってほとんど出盛りのテッペンと思う頃、仕事をしに入り込んでいた攫徒の連中が、ちょうど私たちの店の前で喧嘩を始めた。これは馴れ合い喧嘩というので、その混雑の中で、懐中を抜くとか、売り溜めを奪ろうとかするのです。それ喧嘩だというと、大勢が崩れて、私たちの跳ね出し店の手欄を被り、店ぐるみ葭簀張りを打ち抜いて、どうと背後まで崩れ込んで行ったものです。