일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,432자 · 18화면

아오조라 문고

のでした。

この木の玉の出るのは、必ずしも偶然ではなく、木取りの仕様で、出そうと思えば出るものです。師匠は特にそういう風に作られたのですが、素人にはそういうことは分らないから、奇瑞のようにも思われてよろこんだのでありました。すると、この大黒が出来上がって間もなく、妹御のお綾さんが、時の大官大隈重信という人の処へ貰われて大変に出世をされた。これは東雲師の彫った大黒の御利益だといって三枝家の親類の人たちは目出たがって、自分たちもあやかりたいものだと、二軒の御親類から、また、大黒を頼まれたが、この方は御利益があったか、私はそこまでは知りません。

竜之介氏と妹御のお綾さんとの母親になる方は、その頃は未亡人で、頭を丸めてお比丘さんのように坊さんでしたが、そんなにお婆さんではありませんでした。俗にいう美人型の面長な顔で、品格といい縹緻といい、旗下の奥さんとして恥ずかしからぬ相貌の方で、なかなか立派な婦人でありました。お綾さんも、母親に似てまことに美しかったが、もちっと丸顔であった。後に歳を老られてからの写真を新聞などで見ても、やはり、その時の悌がよく残っておって、母人よりも丸い方に私は思ったことだが……それはとにかく、三枝未亡人は、このお綾さんのことを心配されて、よりより師匠へ縁談のことについて相談をしておられまし