후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,506자 · 3화면
当時の古美術に対しての印象などについては他日一纏めとして話して置きたいと思いますが、まず、在来、人が評判しておったいろいろなものについては私の考えもほぼ同じことでありますが、奈良では、余り当時人がかれこれいわなかったあの法隆寺の仁王さんは私は一見して結構だと思いました。これは和銅年間に出来たもので、立派なものであります。法隆寺の仁王は、あれは化物だなどいって人がくさしたけれども、私は、そうは思わず感心しました。南大門の仁王は鎌倉時代のものでこの方が世間の評判が高いが、法隆寺の仁王の方も実に立派であると、帰って来てから岡倉氏へ報告をしたことであったが、氏も意を得たようにいっておられました。
他のものは大概批評の標準が立っていて、特に私が見出すまでもないことで、奈良の新薬師寺の薬師如来など木彫りとして結構なものの中でも特に優れていると思って見たことであった。わずか十日間の見物でありましたが、彫刻家としての私には得る所が多大でありました。
明治二十七年、第一回の美術学校卒業生は、いずれも今日美術界の重鎮となっており、また二回、三回と続いて優技者の続出した事は美術学校の誇りであると思います。