일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 怪人二十面相/少年探偵団(かいじんにじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,130자 · 422화면

아오조라 문고

警戒がげんじゅうであればあるほど、わたしの冒険はそのかがやきをますであろう。」

ああ、なんたることでしょう。日づけを予告するだけでも、おどろくべき大胆さですのに、そのうえ時間まではっきりと公表してしまったのです。そして、博物館長や警視総監に失礼せんばんな注意まであたえているのです。

これを読んだ都民のおどろきは申すまでもありません。今までは、そんなばかばかしいことがと、あざわらっていた人々も、もう笑えなくなりました。

当時の博物館長は、史学界の大先輩、北小路文学博士でしたが、そのえらい老学者さえも、賊の予告を本気にしないではいられなくなって、わざわざ警視庁に出向き、警戒方法について、警視総監といろいろ打ちあわせをしました。

いや、そればかりではありません。二十面相のことは、国務大臣方の閣議の話題にさえ、のぼりました。中でも総理大臣や法務大臣などは、心配のあまり、警視総監を別室にまねいて、激励のことばをあたえたほどです。

そして、全都民の不安のうちに、むなしく日がたって、とうとう十二月十日となりました。

国立博物館では、その日は早朝から、館長の北小路老博士をはじめとして、三人の係長、十人の書記、十六人の守衛や小使いが、ひとり残らず出勤して、それぞれ警戒の部署につきました。