후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 怪人二十面相/少年探偵団(かいじんにじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,130자 · 422화면
名探偵明智小五郎
ネズミ色のトンビに身をつつんだ、小がらの左門老人が、長い坂道をチョコチョコと走らんばかりにして、富士屋旅館についたのは、もう午後一時ごろでした。
「明智小五郎先生は?」
とたずねますと、裏の谷川へ魚釣りに出かけられましたとの答え。そこで、女中を案内にたのんで、またテクテクと、谷川へおりていかなければなりませんでした。
クマザサなどのしげった、あぶない道を通って、深い谷間におりると、美しい水がせせらぎの音をたてて流れていました。
流れのところどころに、飛び石のように、大きな岩が頭を出しています。そのいちばん大きな平らな岩の上に、どてら姿のひとりの男が、背をまるくして、たれた釣りざおの先をじっと見つめています。
「あの方が、明智先生でございます。」
女中が先にたって、岩の上をピョイピョイととびながら、その男のそばへ近づいていきました。
「先生、あの、このお方が、先生にお目にかかりたいといって、わざわざ遠方からおいでなさいましたのですが。」
その声に、どてら姿の男は、うるさそうにこちらをふりむいて、
「大きな声をしちゃいけない。さかなが逃げてしまうじゃないか。