후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かいとうおう
怪塔王
海野 十三
海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면
おそらく彼の体は、海中へ注ぐ潮に流されていくうち、狭くなった水路のところに出ている岩のうえに押しあげられたものでありましょう。どこまでも運のいい帆村探偵でありました。
こうして一命は助りましたが、荒潮にもまれ流れているうちに、彼の体は幾度となくかたい岩にぶつかったため、全身はずきずきとはげしい痛みに襲われ、どうしても立ちあがることができません。残念ですが、しばらくなおるのを待つこととし、そのまま岩の上に長く寝そべっていました。すると、いろいろなことが思いだされてきました。
(小浜兵曹長はどうしたかなあ)
彼は、兵曹長の身の上が心配になってきました。
(あの大利根博士という人物は、一体ほんとうの大利根博士なのだろうか。怪塔王みたいな声に聞えたが、あれはどうしたわけだろうか)
なにもかも不思議というより外はありませんでした。
(しかし世の中に、どんな不思議があるといっても、解けない不思議というものがあろうはずはないのだ。頭をはたらかせさえすれば、その不思議は必ず解けるにちがいないのだ!)
帆村のこの元気を、神様もよろこばれたのか、そのとき帆村の頭に、なにかぐにゃりとしたものが、ぶっつかりました。