후리가나로 읽는 일본 고전
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あいしょへき
愛書癖
辰野 隆
辰野 隆의 愛書癖(あいしょへき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,404자 · 23화면
という。二人の友は快諾して、招待の日を待っていたがティエランドは遂に違約して了った。又一説によると、二人の友は条件を具備した風体で蔵書拝見と出掛けたところがティエランドはそれでは満足出来ず、更に彼等二人に大きな袋を穿かせて、手足の自由を奪って置いて、袋から首だけを出させたままで、書庫に案内したが唯書架と書架との間をピョンピョン飛んで過させただけだった、とも伝えられている。
堆書狂でティエランドを凌ぎ、英国のリチャード・ヒーバーにも勝る程の豪傑はフランスのブーラールである。此のブーラールはアントワーヌ・マリー・アンリ・ブーラールの方で『書籍学啓蒙』を書いたシルヴェストル・ブーラールではない、とモリアンヴァールと云う親切な男が特に注意を与えている。堆書狂ブーラールは弁護士だった。彼も初めは尋常な愛書家で、主として中世紀の写本を蒐めて楽しんでいたが、フランス革命の時、国土が荒らされ、各地の僧院の蔵書が二束三文で売り飛ばされるようになったので、彼は国宝の散佚を慨し、翻然として悟って、而して逆上して書狂となったのである。彼は七十一年間の生涯に、六十万巻の書を蒐める事が出来た。