일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あるしょうじょのしまで

或る少女の死まで 他二篇

室生 犀星

室生 犀星의 或る少女の死まで 他二篇(あるしょうじょのしまで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 113,554자 · 228화면

아오조라 문고

表の通りを白いむっちりした二の腕を露わして掃いている、若い細君らしいのが、凝然と私どものあとを見送ったりしていた。総てが静かに穏かな、晴れ亘った夏の朝の心に充ちていた。

私は深酒したのと酷い疲れとで、あたまがふらふらしていたが、それとは反対に心はハッキリと昨夜の出来事の逐一を辿っていた。まるで蜘蛛が糸を操るように、素早く、その光景を描いていた。

――――――――――――

S酒場は団子坂からやや根津へ寄ったところの、鳥屋や、淫売屋の小路の中に、そまつな硝子戸を立てこんだ新しい建物からなり立っていて、そこの鍵形になったテエブルの正面に、いろいろな酒瓶が処せまく並べてあって、そこにおかみが何時も坐っていた。おかみは目の大きな、いきなところがあったし、お世辞もよかった、というより、何よりも料理らしいものがなくて、ほんの酒専門であった理由から貧しい私など、晩食前にはつい近くの下宿からよく通って行ったのであった。そこには鶴のようにやせた十二、三の女の子がいて、よくお酌をしていた。ときとするとこの少女は睡りながら酌をすることがあるほど、ひどい睡眠不足にかかっているらしかったが、睡りながら酌いでいても、特に酒を零すというようなこともないほど上手であった。