후리가나로 읽는 일본 고전
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てしごとのにほん
手仕事の日本
柳 宗悦
柳 宗悦의 手仕事の日本(てしごとのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,621자 · 235화면
柚の中に餅を入れて作ります。形よく色よく、味いよく香高く、それに長い月日によく堪えます。この町を訪うことがあったら忘れずに味って下さい。
能登といえば鹿島郡能登部村の上布が有名であります。世に「能登上布」というのはこれであります。ごく細かい麻糸の織物で、夏の着物に悦ばれます。品のよい織物であります。しかし上布としては、小千谷のものに席を譲らねばなりますまい。能美郡白峯の「白山紬」の名も言い添えねばならないでしょう。紬の仕事にはそう間違いがありません。
私は旅を急いで越中に入りましょう。富山はその首都で、ここも前田一門の居城でありました。しかしそういう殿様のことよりも、富山といいますと、すぐ売薬のことが想い起されるでしょう。興味深くもこの町から年々三、四千人の行商人が薬を背に負うて、日本国中を指して旅に出ます。おそらくどんな田舎にも入りこんでいない所はないでありましょう。営業者五百戸、製薬者は八百人近く、年産額二千四、五百万円といわれます。不思議な発達を遂げたものであります。もとよりそういうことは、この本の直接関係するところではありませんが、実はこの売薬の行商人を見るにつけ、心を惹くものが二つあるのであります。