일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぎじゅつのてつがく

技術の哲学

戸坂 潤

戸坂 潤의 技術の哲学(ぎじゅつのてつがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,443자 · 164화면

아오조라 문고

そして又ベーコン自身、その中世的な制限にも拘らず、逸早くこの点に気付いていたからなのである。

尤も実験のこうした原則的な意味に気付いた者は、別にベーコンに限らない。ベーコンより遙か先に、すでにレオナルド・ダ・ヴィンチは、実験が認識の唯一の信頼すべき手段であることを、断片的に述べている。そしてダ・ヴィンチに限らずミケランジェロなども、写実的な絵画や彫刻の技術を学び取るために、解剖を勉強しているのである。特にダ・ヴィンチは技術学上の知識や空の青さの科学的説明の努力やによって、哲学者ベーコンなどに較べて遙かに、技術家で又科学者であったと云わねばならぬ。――だがそれにも拘らず、このフローレンスの美術家兼科学者・工学者(ゲーテに比すべき普遍人)に於ける実験の観念は、エリザベス王朝の高級官吏であった「俗物」フランシス・ベーコンの実験の観念に、遂に及ばないものがある。というのは、ダ・ヴィンチは実験を、単に確実な認識のための手段としか考えていない。実験は彼にとって、静観的な判定の頼り処でしかない。処がベーコンにとっては、実験とは、単に認識判定の手段であるばかりではなく、同時に、自然を征服するための、自然を「拷問」