일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぎじゅつのてつがく

技術の哲学

戸坂 潤

戸坂 潤의 技術の哲学(ぎじゅつのてつがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,443자 · 164화면

아오조라 문고

道徳で効験が顕かでない場合には宗教が控えている。人々は、道徳が一つの宗教であり、宗教が又一つの道徳であることを、今日見逃してはならない。で最後の問題は、宗教と非(又反)技術的範疇との関係にならねばならないのである。

なぜなら、非技術的範疇に基く現代の非(又反)技術的イデオロギーの殆んど凡ての部門――単に道徳や哲学自身だけではない――が、翕然として宗教の門へ向って集中されつつあるのが事実で、ここにこそ現代に於ける「宗教」の客観的な意義があるわけだからである。

所謂批判主義的宗教哲学によれば、宗教の本質は一つの先天的意識形式たる信仰に存する。例えばシュライエルマッハーは之を絶対帰依の感情に基けている。之に反して心理主義宗教哲学とも云うべきものでは、宗教経験の種々相に於て真に宗教的なものを見る(W・ジェームズ)。だがいずれの場合にしても宗教の本質は宗教意識・宗教体験の内に求められるという点が要点である。或る意味に於ける客観性を有つ啓示と雖も、やはり宗教意識の内側の、或いは宗教意識よりもより内側の、一関係に外なるまい(弁証法神学)。宗教の「真理内容」と呼ばれるものの在りかは、かくて宗教意識の側面に見られるようである。