일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ピッチャーさつじんじけん

投手殺人事件

坂口 安吾

坂口 安吾의 投手殺人事件(ピッチャーさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,243자 · 57화면

아오조라 문고

と、木介は悲しいことを言っている。

無事、京都へとさしかかる。京都着は午後六時四十一分の予定。

「モク介。煙山の車へ行って、見張ってろよ」

「ヘエ」

しかし木介は京都へ着かないうちに、うかない顔で戻ってきた。

「煙山の姿が、見えないですよ」

「便所か」

「煙山の坐ってた近所の人にきいてみたが、みんな知らないってさ。それから一応、アミダナを見て歩きましたが、あのトランクらしきものは二ツとも無くなってますな。コチトラ、自慢じゃないが、トランクに札束あり、と見破ってこのかたツラツラ目に沁みこませておきましたんで、見忘れないツモリですわ」

京都へつく。

二人は改札口のところにガン張って目を皿にしていたが、煙山は下車してこない。降車客は見えなくなった。

停車時間は十五分もあるから、乗換線のプラットホームをしらべたが、見当らない。念のため、もう一度、車内をテンケンすると、京都で乗客の大入換りがあって、かなり空席も目に立つ中に、いる、いる。

煙山は今度は最前部の二等車のマンナカあたりにマフラーで顔を隠し、オーバーの襟を立てて、雑誌をよんでいる。例のカバンは座席の下へ押しこんで足でおさえている。