일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おしいれずいひつ

押入れ随筆

吉川 英治

吉川 英治의 押入れ随筆(おしいれずいひつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,648자 · 14화면

아오조라 문고

ただ審査員に渡された各ミスの参考表といったようなものを見ると、趣味、教養の点では、依然、変っていない低さが感じられた。たとえば、「あなたの愛読書」という各※(二の字点、1-2-22)の記入欄などを、一べつすると、何も書き入れてないのが約三分ノ一、あいまいな答えがあとの半分、残りは、ドレス・メーキングとあるかと思うと、サマ・セット・モームだの、また、マルティン・デン・ガールと来たり、ロンドン・東京五万キロ、とあったりする。

ふるっていたのは、ただ一人だったけれど、ベスト・セラーものと書いてあった。それはまだよいが、私の愛読書としてあげてあるのが“挽歌”と“鍵”なのだ。きっとこのひとは、読んでないのだが、なにか書かなければいけないと思って、“鍵”としたのではないかとおもう。

さいごの一人がきまって、そのひとの頭上へ、真珠の王冠が飾られたのは、夜も十一時をすぎていた。さすが観衆も、終電をいそいで、広い会場は人影もまばらになっていたし、選に落ちた三十人のミスたちの面にも、いじらしくも疲れきった色がただよっていた。けれど、新聞記事などによると、落ちたミスたちにも、これが機会となって、ずいぶん諸方から良いお嫁のくちがかかるそうである。