후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていごじょうほう
改訂御定法
山本 周五郎
山本 周五郎의 改訂御定法(かいていごじょうほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,422자 · 58화면
の大きいことは疑いなしだ」
宗兵衛はなにか云いかけたが、思い返したとみえ、首をそっと振りながら、膝の前にある茶碗を取った。
「大丈夫かと念を押したいんだろう」と直衛が云った、「心配するな、大丈夫だよ」
そして十二日になった。
裁きの席はものものしかった。朝倉城代はじめ二人の家老と、連署の重職三人、書役三人には一人ずつ与力が付いた。要屋主従は白洲の砂利の上だが、その日初めて、矢堂玄蕃が出頭し、これは同心二人に付添われて縁側に坐った。もちろん無腰であるが、衣服も新しいし、髪も結い直し髭も剃っていた。つくばい同心や手先の人数も、これまでのほぼ倍はいるようで、裁きの始まるまえから、白洲には重苦しいほどの緊張感がみなぎっていた。
直衛の訊問は要屋に集中した。一と月にわたって吟味した訴状の内容を、また初めから順に読みあげ、要屋の確認を求めた。白洲には不満とだれた気分が動きだした。ものものしい緊張の中で、なにか異常な場面が展開するだろうと期待していたのに、同じことの繰り返しが始まったからであろう。列席の重職たちも要屋主従も、その他の役人たちまでが、それぞれ違った意味で失望し、うんざりし、退屈しはじめたようであった。