후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぶんげいじひょう
文芸時評
宮本 百合子
宮本 百合子의 文芸時評(ぶんげいじひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,097자 · 15화면
風雲児的な近藤、土方が戦いを一身の英雄心・栄達心と結びつけて行動したことから大局を破局に導いたところ、また甲陽鎮撫隊の構成の様々な心理的要素などに作者は軽く筆を突きすすめてはいるが、読後の印象は一種の読物の域を脱しない作品である。新講談の作者も試みる程度の事象と心理との分析に止まっている。
「明治元年」は林房雄というこの作者らしく「正論に従って、俗論とたたかい」「楽しく死のうとする」三春藩の官軍支持の若い兄弟を描いたものである。板垣退助を隊長とする官軍に属する医者の息子である一人の青年に「維新の業は我ら草莽の臣の力によってなさるべきだ」といわせたり「暗厄利亜国に、把爾列孟多というものがあるのを御存知ですか。この戦争後に、それができるのでなければ、ちょっと死ぬ気にもなれないというものでしょう」などと云わせているあたり「青年」を書いているこの作者としては苦もない仕上げの艶つけであろうと思われる。この作者に向って、正論とは何か俗論とは何かということについて一般の読者の心に湧く疑問の答えを求めようとしても無理であろう。その作者は、ナニ? 正論は即ち正論さ、それがどうした、といい得る人なのであるから。