일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 197,228자 · 394화면

아오조라 문고

ミナ御小姓衆ニ仰セテ、誅サセラレ候。

ソノ他、国々ヨリ奪ヒ取リ来ルトコロノ男女、ソノ数ヲ知ラズ。生捕ト誅殺サセラレタル分ト、合セテ三、四万ニモ及ブベク候ヒシ歟。

「信長公記」は、そう誌している。

また、その誅し方も、べつな「総見記」の記載を見ても、実に、思いきって惨烈なものだったらしい。

――寺院、坊舎、商家、民屋マデ空袋ノ底ヲサグルガ如ク、残ラズ捜シ出サレ、五十、七十ト高手小手ニ縄ヲカケ、袖ヨリ袖ヘ縄ヲ通シ、珠数ツナギニ一群レヅツ札ヲツケテ、本陣ヘ引キ参リ、或ハ駅所駅所ニテ、立チ所ニ斬リ、鳶ヤ烏ノ餌食ニマカセラル。

この信長も信長。

山中越えの片輪の飢民たちに、木綿をめぐみ、小屋掛料を施し、あとあとの生活まで、飢え凍えぬように注意して行った人もまた同じ信長であった。

越前の平定は、あらまし八月中に終った。

羽柴、明智、稲葉の父子は、徹底主義な信長の令に、余勢を駆って、加賀へまで攻め進んだが、

「いや、程よくしておけ」

と、信長は急に、或る限度で進攻を止めてしまった。

この方面の越境は、直ちに、上杉謙信との摩擦を生じるからである。

武田家の敗退以後は、当然、今までは遠隔な感にあった信長対上杉というものが、相互に、隣境を接して来たかたちに置かれた。