후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 197,228자 · 394화면
と彼の祐筆はその日の感激に最大なことばをもってもなお云い足りないように書いている。
この前。
六月の上洛の折にも、叙爵のお沙汰を賜わったが、
「ねがわくば、天恩の大を、まず臣下に知らせ給え」
と、自分の栄進は辞して、拝辞していたのであった。
そのとき叙爵の栄にのぼった部将は、約十五名であった。
柴田勝家、林信勝、佐久間信盛、丹羽長秀、池田信輝、羽柴秀吉、滝川一益など。
明智光秀も洩れなかった。
武井夕菴、松井友閑らも、ひとしく皆、従五位を授けられた。
それと共に、信長は、
「さらに、そち達に、栄光を加えてやろう」
と、昔から鎮西に名高い名族の氏姓をゆるして、臣下のそれぞれに名のらせた。
惟任、惟住、原田、別喜などという姓がそれである。
十兵衛光秀は「惟任氏」の姓をもらった。
もうそろそろ信長の意中には、四国九州の統一が考えられていたのである。鎮西の名族の姓を家名に頂かせ、やがて西征の轡を競う日のあるべきことを、各※(二の字点、1-2-22)の部将に予想させたのだった。
彼の用いている印顆の文――天下布武――その理想への下準備である。
とかくして、京都の滞留は、長くなった。