후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
「…………」
「すでに将監は、柴田方の密使と出会い、敵へ誓紙を入れております。――そのため、まずこの本山の守将たるあなた様を殺し、直ちに、叛旗をかかげて、柴田勢をこの堂木、神明の二塁へ引き入れんと、深く謀んだものに相違ございませぬ」
「おぬし、どうしてそれを知り得たか」
「将監が、祖先の忌日と称し、近くの集福寺から、僧侶三名を陣内へ呼び入れました。それが一昨日のことです。……ところが、うち一名の僧は、私が見覚えのある者にて、水野新六と申す柴田の臣にちがいないが……はて? と気をつけておりますと、果たして、お斎の食後、腹痛を起したとか称し、僧三名のうち二名だけその日に帰って、一名だけが山路の陣中に泊まりました。そして翌早朝、集福寺へ帰るとて木戸を出て行きましたが、念のため、小者にあとを尾けさせてみると、案のじょう集福寺へは戻らず、佐久間玄蕃允の陣山へ飛ぶが如く走り去ったと申しまする」
「いや。ありそうなことだ」
隼人佑はもう多くを聞く必要もないかのように頷いて、
「よく知らせてくれた。かねて山路と大金の両名は油断なり難し、と仰せられ、筑前様自身にも、お心はゆるしておられなかった。