후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면
将士は、戦場に在るままの制で、各配置につき、城壁を固めていた。
「北ノ庄殿がっ。――ただ今、御城門へ見えられました」
大手の番兵から、奥へ、こう大声で伝令があった。勝家がここへ立ち寄ったというものらしい。
「なに。匠作殿(勝家)が城門へ見えられたとか」
折ふし、櫓にあった利家は、大手からの知らせを聞いて、憮然と呟いた。
意外ならぬ容子でもあるが、また早くも、落人となったその人を眼に描いて、会うに忍びない風でもある。
――沈思していたが、
「お迎えに出よう」
子息利長と、居合わす幕将四、五を伴って、歩みかけた。
「父上」
櫓の降り口で、利長が云った。
「お迎えには、私一名が先へ走せ参って、お玄関まで御案内仕りましょう。お父上には、そこでお待ちうけあっては……」
「お。……そうしようか」
「そう致しましょう」
櫓梯子は急で足下も暗く、三層も階を重ねている。利長は、ととととと先へ駈け降りて行った。
後から降りてゆく利家の足は、歩々、ものを思いつつ運んでいるようだった。最後の階段を降り、堂のような太柱が幾本となく暗闇に立っている武者溜りの歩廊へ来たときである。
扈従のうちの、村井又兵衛長頼が、つと、利家の後にすり寄って、