일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きゅうしゅじん

旧主人・芽生

島崎 藤村

島崎 藤村의 旧主人・芽生(きゅうしゅじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,813자 · 302화면

아오조라 문고

近くには士族地の一部の草屋根が見え、ところどころに柳の梢の薄く青みがかったのもある。遅い春が漸く山の上へ近づいて来た。

「高瀬さん、これを一つ君に呈しましょう」

と言って先生が書架から取出したのは、古い皮表紙の小形の洋書だ。先生は鼻眼鏡を隆い鼻のところに宛行って、過ぎ去った自分の生活の香気を嗅ぐようにその古い洋書を繰りひろげて見て、それから高瀬にくれた。

正木大尉は幹事室の方に見えた。先生と高瀬と一緒にその室へ行った時は、大尉は隅のところに大きな机を控えていた。高瀬は、大尉とは既に近づきに成っていた。

「正木先生は大分漢書を集めて被入っしゃいます――法帖の好いのなども沢山持って被入っしゃる」と先生は高瀬に言った。「何かまた貴方も借りて御覧なすったら可いでしょう」

「ええ、まあボツボツ集めてます……なんにも子供に遺して置く物もありませんから、せめて書籍でも遺そうと思いまして……」

大尉は黒い袴の中へ両手を差入れながら笑った。

その日、高瀬は始めて広岡理学士に紹介された。上田町から汽車で通って来るという。高瀬から見れば親と子ほども年の違った学者だ。

「高瀬さんは三年という御約束で、私共の塾へ来て下さいました」