후리가나로 읽는 일본 고전
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きゅうぶんにほんばし
旧聞日本橋
長谷川 時雨
長谷川 時雨의 旧聞日本橋(きゅうぶんにほんばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 158,045자 · 322화면
前に言ったような、動かして見せるのではなく、三尺からのものを四ツも五ツも飾って見せるのもあった。職人衆のうちのは景気よく明っぱなしで、店さきへ並べて、奥の人たちも自慢そうに簾のかげで団扇づかいをしながら語りあっているのもあった。その上にも景気をつけて新内をやらせたり、声色つかいを呼込んでいるのもあった。
絵双紙屋の店には新版ものがぶらさがる。そぞろあるきの見物はプロマイド屋の店さきにたつ心と、劇好きと、合せて絵画の観賞者でもあるのだ。
子供というものは、ふとした時にきいたことを生涯忘れぬものである。あんぽんたんの幼心にしみついたのは、前にも書いたかもしれないが、太胡さんという、何か不平を蔵していたらしい酒のみの壮士が、私がほおずきをふくんでいるのを見て、たった一言激しくたしなめたことがある。それからフッツリほおずきを鳴らさない、器用に何でも鳴るのだが――出たての空豆の皮などを、ついふッと吹きはするが、すぐ苦さがこみあげてくる。も一つは父のいったことばで、ある時、父はしみじみと、幼い私に言うような事でない言葉を洩した。よほど胸につまっていたのであろう。