후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅんせつのでわじのみっか
春雪の出羽路の三日
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 春雪の出羽路の三日(しゅんせつのでわじのみっか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,521자 · 33화면
後三年駅
なんでもこの雪国では、雪の上の交通を利用して、その期間になるべく物を運んでおくのだという。材木を載せた橇、砂利を載せた橇など、いくつも縦列をなして通っている。土木工事の材料を、今のうちに軽々と運んでおくものらしい。雪の多い時には、一人で十数俵の米を運ぶのも容易だという。他所にあって考えた時には、雪に閉じ籠められた地方の人々は、定めてその期間禁足の憂き目を味わって、薄暗い家の中にのみ数月間を閉じ籠められているのかと気の毒にも思っていたが、その時がかえって交通に至便なのだとは、雪にもやはり利用の道があるものだ。
後三年駅
自分の昨日下車した車駅を後三年駅という。近年の新設で、陸地測量部の地図には載っておらぬ。地図をたよりに金沢柵址踏査の旅程を予定した自分には、当初この駅の存在がわからず、したがって汽車の切符も次の飯詰駅まで買っておいたのであったが、昨日深沢君から「二八ヒゴ三ネンエキマツ」という電報が東京の宅に届いた。それを自分は二十八日午後三時ネン駅で待つとのことであろうと解して、ハテ珍らしい駅名だと、地図を探してみたがそれらしいものはない。ようやく旅行案内の時間表を繰ってみて、始めて後三年駅なるものの存在を知ったことであった。