후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
つきとてぶくろ
月と手袋
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 月と手袋(つきとてぶくろ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,541자 · 80화면
なんだか、いやにオドオドしている。
花田と聞くとウンザリした。(まだ幽霊がつきまとっているのか。だが、今日のはお別れの手紙かも知れないぞ。そうであってくれればいいが)彼は二階へ急いで、その手紙を探した。事務机のまんなかに、克彦の用箋が一枚、キチンと置いてあった。
たちまち、今日一日の楽しさが消し飛んでしまった。
(明智がやってくる。あの恐ろしい明智がやってくる)
いつのまに上がって来たのか、あけみがうしろから覗いていた。彼女も唇の色をなくしていた。目が飛び出すほどの大きさになって、喰い入るように用箋を見つめていた。
お留守でしたので書き残します。明智小五郎氏が、是非一度おふたりにお会いして、お話が伺いたいと申されますので、明日午前十時ごろ、僕が明智さんをお連れします。どうかおふたりとも、ご在宅下さい。
花田
北村克彦様
ふたりとも何も云わなかった。物を云うのが恐ろしかった。いよいよこれで解放されたかと思っていたのが、逆に最悪の状態になったのだ。
ふたりは無言のまま、食堂におりて、テーブルについたが、お通夜のような晩餐だった。それに、給仕のきよが、今夜は変にオドオドしているのも気になった。