일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きそがわ

木曾川

北原 白秋

北原 白秋의 木曾川(きそがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,659자 · 52화면

아오조라 문고

自動車は駛る。

犬山の町長さんは若い白面の瀟洒な背広服の紳士であった。白帝園はカンツリー・クラブの大食堂で私たち三人――私と素峰子と運転手と――が、この八月六日の極めて簡素な午餐を認めていた時に、たまたま給仕を通じて私に挨拶に見えた。はいって来ると、名刺を一々運転手君にまでうやうやしく手交した。若しそうと知ってしたのならば美しいことだと微笑された。またそれほど黒背広の運転手君もひとかどの紳士らしく見えた。すなわち近代の日本ラインである。

カンツリー・クラブは緩い勾配の屋根の、錆色の羽目の中二階で、簡素ないい趣味の建築である。バンガロー風で、正面と横とに広い階段がついている。その正面の階段の下の、明るい色彩の花壇の前で、私は改めて一礼すると、車上の人となった。雀のお宿の素峰子はきのうの朝から激しい胃痙攣で顔色がなかった。今日も案内がおぼつかないので、犬山橋駅に廻って、赤い腕章の旅客課の制帽君の同乗をたのむことにした。

自動車は駛る。鉄橋を北へ、まっしぐらに駛って行く。と、ちらっと、白帝城と夕暮富士とが目を掠める。

きのうの夕焼は実によかったと思う。