후리가나로 읽는 일본 고전
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むらいちばんそうけいせん
村一番早慶戦
佐々木 邦
佐々木 邦의 村一番早慶戦(むらいちばんそうけいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,468자 · 34화면
「何ういう関係って?」
「奥さんは隣り村からお嫁にお出になったんですから、御存じないんでしょうが、東金は代々緒方の家来ですよ」
「昔は昔、今は今。そんなことは何うでも宜いでしょう」
「いゝえ、もっての外です」
「行っちゃいけませんの?」
「この忠八が不承知でございます。家来が殿様のところへ来ても、殿様が家来のところへお礼返しに行くという法はありません。この辺の理窟は旦那さんに伺って戴きましょう。若し旦那さんがお出ろと仰有るようなら、俺も覚悟を定めます」
「何うするの?」
「お暇を戴いて、西国巡礼に出掛けます」
いつにない権幕に母も驚いた。忠八は僕が言うことを聞かないと、西国巡礼に行くと言って脅す。僕は本気にしておとなしくする。忠八はそれを母に応用したのだ。丁度そこへ父が帰って来たから相談したら、行くには及ばないということだった。のみならず、父は不機嫌な面持をして、母を睨みつけた。
「何ういう料簡だね? お前は」
「別にこれってこともございませんけれど」
「東金はこの頃増長している。会へ行って一緒になると平気で俺の上座に坐る。親父が家の千俵振舞いに来て音頭を取ったことを忘れているようだ」