후리가나로 읽는 일본 고전
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とうおういぶん
東奥異聞
佐々木 喜善
佐々木 喜善의 東奥異聞(とうおういぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,862자 · 124화면
これは同町の菊池源吾氏からの報告である。この話で思い出されるのは陸中江刺郡米里村字坂本の山ノ上の観音堂の本尊などの由来で、元この本尊は同村元桂という所にあった大カツラの木を伐って、仏像三体を作り諸所の山上に安置したのが、そのうち同村大森山の観音は山火事にあったとき避難していまいるところの同郡玉里村大森に飛んでいったものだという。そこにはりっぱな観音堂があるが、これらの木像のかっこう寸尺はついに聞き洩らしてしまった。
御神体はまったく違うが、これに似た話がほうぼうの権現さまにもある。元来このゴンゲンサマというのは元蛇体の変化物で、形態はすこぶる似ているけれどもオカグラサマすなわちオシシとはぜんぜん相違している。権現さまは頭にはウマの鬣などをむすびつけているが、オシシにはこれは神であるからそんな野蛮な真似はせずことごとく紙を裁ち切って下げている。そこが違う。元オシシはじつは山男であったが、人間に炭焼き方法を教えた恩顧でかような神となったのである(6)という民伝がある。その考証はいずれにしても、とにかく私らの考えでは大ざっぱにこれをいっしょにして、暫時神さまと観ておこう。