후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
とうおういぶん
東奥異聞
佐々木 喜善
佐々木 喜善의 東奥異聞(とうおういぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,862자 · 124화면
ある晩のこと、村の若者ども多勢会合して四方山の話や、自慢話などをしていましたが、話のすえに息子は、おれはハギの大木を見たことがあると言い出しました。すると連座の若者たちが承知をせず、もしそれが偽りならそのぶんにしてはおかぬぞと息子をおどかしたあげく、それでは明日そのハギの大木を見にいこうという約束をして別れました。
話の余勢に、思わずあらぬ事を口滑らした息子は、家に帰ってからは、これはどうしたらよかろうと思いあまって、悔い嘆いたがいまはもう取返しがつきません。悶々として寝床にはいりますと、枕辺に怪しい人影がおりました。はっと思ってみると、それはさきに死んだ恋人のお萩であったから、懐かしさのあまり、とりすがろうと思うと、女はにっこり笑って、あなたはなにをそう嘆き悲しんでいる。今夜みんなと言争いをしたハギの大木のある所を私は教えてあげましょう。それはこういう場所にといったかと思うと娘の姿はふっと掻き消えてしまいました。
翌朝、息子は亡き娘からおそわった場所へいってみると、いかにもりっぱなハギの大木がある。そこでやっとのことで友人らとのかけ事にも勝つことができました。