일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さくらのみのじゅくするとき

桜の実の熟する時

島崎 藤村

島崎 藤村의 桜の実の熟する時(さくらのみのじゅくするとき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 111,569자 · 222화면

아오조라 문고

とか、女学校の方の生徒達にまで言われるように成った。思い屈したあまり、彼はどうかすると裸体で学校のグラウンドでも走り廻りたいような気を起して、自分で自分の狂じみた心に呆れたこともある。

こういう中で、捨吉は二人の友達に心を寄せた。相変らず菅は築地の家の方から通学していた。足立が寄宿舎生活をするように成ってからは、三人して一緒に成る機会が多かった。

捨吉は足立の部屋の前へ行って、コンコンと扉を叩いて見た。

「お入り」

という声がする。「カム・イン」と英語でいう声もする。

扉を開けて入ると、丁度菅も学校の帰りがけに寄っていた。三脚しか椅子の置いて無い部屋の内には足立、菅の外に同級の寄宿生も二人居て、腰掛けるもあり、立つもあり、濃い色のペンキで木目に似せて塗った窓枠の内側のところに倚りかかるも有った。

「岸本は丁度好いところへ来た」

と足立は年長の青年らしく言って、机の上に置いてある菓子の袋を勧めた。

「菅君、やり給えな」

と一人の同級生は袋の口を菅の方へも向けて持成顔に言った。

「阿弥陀っていうと、何時でも僕の番に当るんだ」と他の同級生がわざと口惜しそうに言う。