후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶついちにちいちだい
植物一日一題
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物一日一題(しょくぶついちにちいちだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,011자 · 312화면
第三巻第六号に書いた。それでこれまであやふやしていたニギリタケが初めてハッキリした。そしてこの菌は蓋が張り拡がるとあたかも傘のような形をしているところから、一つにカラカサダケとも呼ばれるとのことだ。坂本浩然の『菌譜』にカラカサモタシ、カサダケ、傘蕈としてある図のものは蓋しカラカサダケであろうと思う。「毒アリ食ス可カラズ」と書いてあるのは事実を誤っているのであろう。
上の大正十四年八月当時、私が高山町西校校長野村宗男君に聞いたところは次の通りであった。
にぎりたけ(方言)飛騨吉城郡国分辺(高山町ヨリ二三里程)ノ山地芝草ヲ刈リ積ミタル辺、又ハ麦藁ヲ入レ肥料ニセシ畑ニ生ズル、秋時栗ノ実ノ爆ゼル頃最モ盛ンニ出ル、高サ七、八寸ヨリ大ナルモノハ一尺五寸許モアル、出ヅル頃土人にぎりたけヲ採リニ行クト称シテ赴ク、一本一本独立ニ生エル、茎ノ太サ両指ニテ握ル程ニテ、全体白色、水気少ナク、茎頭ワタワタシク成リ居ル、縦ニ裂イテ焼キ醤油ノ付ケ焼キニシテ食フヲ最モ美味トスル、多少ノ香アリ、又汁ノ身トシ又煮付ケトスル
昭和三年の秋、私は陸奥の国恐レ山の麓の林中で大きく傘(蓋)を展げたカラカサダケすなわちニギリタケ数個を見つけ、それを持って踊る姿をカメラに収めた。