후리가나로 읽는 일본 고전
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じろうものがたり
次郎物語
下村 湖人
下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,724자 · 355화면
そう思っていただきたい。もっとも、君らの方から何か相談ごとがあったら、それは君らの小父さんとしていくらでも相談にのる。鶏のことはほって置いても相談にのるつもりでいる。相談にのるというのは、むろん教えることではない。相談はあくまでも相談だ。第一、私は先生でないから教えることは出来ん。しかし、みんなといっしょになって話しあうことなら出来る。だから、いつでもひっぱり出してもらいたい。まあ、私に出来ることはそんなことですが、どうでしょう、朝倉先生、それでは先生のあとつぎにはなれませんかな。」
俊亮はくそまじめな顔をして朝倉先生の横顔をのぞいた。朝倉先生は、さっきからにこにこして俊亮の話をきいていたが、
「結構ですとも。私もこれまで、それ以上のことは何もやって来なかったんです。みんなで考える。みんなが勇敢にもなり謙遜にもなって正しい考えを生み出す。そういうところに、白鳥会の精神がありますからね。」
「よくわかりました。では、ついでにもう一つ――」
と、俊亮は、またみんなの方を向いて、
「これは商売がら言って置くが、私は鶏が可愛い。つぶしてたべたいとはめったに思ったことがない。