일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,724자 · 355화면

아오조라 문고

テーブルには相変らず虫のくった青毛氈がかけてあり、「思無邪」と書いた正面の額も、昔どおりであった。

二人が腰をおろしてからも、黒田先生はなかなか口をきかなかった。そして、じっとテーブルの一点を見つめていたが、二三分もたったころ、やっと思いきったように言った。

「きのうは大変な失敗をやってくれたね。」

「すみません。」

と、次郎は眼をふせた。が、すぐ、

「しかし、あれでけりがついて却ってよかったと思っているんです。」

「けりがついたっていうと?」

「僕、退学になるんでしょう。」

黒田先生は眼を見はった。次郎は、その眼に出っくわすと、かえって気の毒そうに、自分の視線をおとし、

「僕、もうこないだから、この学校には居られないような気がしていたんです。」

「どうして?」

「何だが僕の良心がゆるさなかったんです。」

「良心が? 何かほかにわるいことでもしていたかね。」

「そんなことありません。僕、そんな意味で言っているんではないんです。」

「じゃあ、どうなんだ。」

「僕は――」

と、次郎はしばらくためらっていたが、

「僕は、不正な権力の下で勉強するのが、不愉快で仕方がなかったんです。