후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
じろうものがたり
次郎物語
下村 湖人
下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,724자 · 355화면
「とにかく、一部の委員諸君の希望もあったので、この会議をひらくことにしたが、その結果が、万一にも朝倉先生の御気持にそわないようなことになっては、先生に対してまことに申訳がないと思うから、十分慎重に考えて意見をのべてもらいたい。」
みんなは、しばらく、ひょうしぬけがしたように顔を見合わせた。が、すぐあちらこちらに私語がはじまり、それが、たちまちのうちに、ごったがえすようなそうぞうしい話声となって、室じゅうに入りみだれた。
「このざまは何だ!」
誰かが平尾の方をむいて大声でどなった。
「座長はいったい誰がやるんだ。平尾か、田上か。」
そう言ったのは新賀だった。平尾はあわてたように田上の横顔を見た。田上は、しかし、その眉の濃い、面長な顔をまっすぐ立てたまま、冷然としている。
「きょうは座長は田上がやれ!」
一番うしろの方で誰かが叫んだ。
「いや、僕はやらん。会議の進行は平尾に任してあるんだ。きょうは自由な立場でものを言う約束なんだよ。」
「じゃあ、平尾、さっさと座長席につけ!」
新賀がどなった。平尾はひきつった頬に強いて微笑をうかべながら教壇に上った。そして教卓を前にして椅子に腰をおろすと、