일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,724자 · 355화면

아오조라 문고

今朝はさっそくそのことで学務課の方から電話がかかって来た。校長はちょうどその時四人の代表と会っている最中だったので、教頭が代ってそのことを報告すると、では一応おだやかにその血書を受取るがいい。そして校長自身それをもってすぐ県庁に出頭するように、ということだった。教頭が紙片に書いて校長に渡したのは、そのことだったにちがいない、というのである。

校友会の委員たちは、その日じゅう、めいめいに校長の動静に注意した。休み時間になると、あるものは用もないのに校長室のまえの廊下を何度も往復し、あるものは校庭の遠いところから校長室をそれとなくのぞいて見た。しかし、校長室はいつもからっぽだった。校長は県庁に出て行ったきり、帰ったのかどうかもはっきりしなかった。

校長室がひっそりしているのにひきかえて、教員室は何となく落ちつきがなかった。三人、五人とかたまって立ち話をしている様子が、あけ放した窓から、いつも生徒たちの眼にうつった。また四年や五年の教室に出て来る先生たちの態度にも、ふだんとかなりちがったところがあった。いつも駄じゃれをとばすのを得意にしている先生がいやにまじめだったり、これまで教科書以外の話なんか一度もしたことのない先生が、とってつけたように、修身めいた話をし出したり、また中には、変ににやにやしながら、「こないだ