일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,443자 · 398화면

아오조라 문고

間もなく板木が鳴った。午後は屋外作業で、くぬぎ林の枝をおろして薪を作る予定になっていたのである。塾生たちは、いったん玄関前に集まり、班別にわかれてすぐ作業にとりかかった。

入塾後、すでに二週間近くになっていたので、作業は割合順序よく運ばれた。木にのぼって枝をおろすもの、おろされた枝を一定の場所に集めるもの、集められた枝を適当な長さに切るもの、切られた枝を縄でゆわえるもの、ゆわえられた束を薪小屋に運んで整理するもの、とだいたい五つの班にわかれていたが、管理部の人員の割り当てに、多少の誤算があり、はじめのうちは手持ちぶさたの塾生や、忙しすぎる塾生がないでもなかった。しかし、そのでこぼこも、間もなく修正された。

朝倉先生も、次郎も、むろん作業に加わった。こうした場合、二人は決して計画したり、指揮したりする側にはたたなかった。それどころか、一般の塾生たちと同じように、それぞれどの班かに割り当ててもらって、班長の指揮の下に働くようにしていたのである。もっとも、全体の様子を観察する必要から、比較的自由な立場にいたことは、言うまでもない。

次郎は木のぼりの班に加わり、朝倉先生は薪小屋整理班に加わっていた。