일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じろうものがたり

次郎物語

下村 湖人

下村 湖人의 次郎物語(じろうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,443자 · 398화면

아오조라 문고

「ちょうど、昼になってしまったが、私のぶん、食事の用意ができるかね。」

「はい、用意しておきました。」

「用意しておいた? 私が来るの、わかっていたのかい。」

「ええ、お宅にお電話をしましたら、こちらにお出でになるようにおっしゃったものですから。」

「ふうむ――」

と、先生が、けげんそうに次郎の顔を見ているところへ、朝倉先生がやって来て、

「お待ちしていました。雪の中を大変だったでしょう。」

「いや――」

と、田沼先生は次郎にオーバーをぬがせてもらいながら、ちょっと声をひそめて、

「東京のさわぎ、もうこちらにもわかっているんですね。」

「ええ、あらまし。……大学にかよっている、本田君の兄から電話で知らしてくれたものですから。」

「なるほど。……ここだけは別天地だなんて考えるわけには、いよいよいかなくなって来ましたかね。はっはっはっ。」

朝倉先生も笑った。が、すぐ真顔になり、

「実は小川博士もお待ちかねです。今日はちょうどご講義の日でお見えになっていたものですから。」

「ああ、そう。それは好都合でした。」

次郎は、二人がそういって塾長室にはいるのを、自分もあとについてはいりたい気持ちで見おくっていた。