후리가나로 읽는 일본 고전
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のこされたるえど
残されたる江戸
柴田 流星
柴田 流星의 残されたる江戸(のこされたるえど)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,677자 · 80화면
次に深川芸者の風俗を一書にたずねて詳にしたには、つぶし島田に前髪へ四本、後へ一本の簪をさし、俎板形の大きやかな櫛をさして飛白帷子に襦袢、帯は一つ結びにして扇は後ろに挟み、塗木履を穿つ。但しこの書なるは足袋もつけておるが、後には素足を伊達の時好として客もゆるし、自らもそれで通したものだ。
転じて浮世絵にこれを見ると、歌麿の両国川開きの絵に、屋形船なる芸者の片足を立膝して、杯を流れに滌いでおる様が、透屋か明石縮みなどの縞物を着ているらしく、襦袢はこれもうすもので、二の腕には匂い袋を忍ばせておる。
それから衣服はどれも裾長に着て、舳へ立っている女の姿に鑑みると、足は内わで、襟を厭味でない抜き衣紋にしている。
尤もこのぬき衣紋ということは、襟白粉をつけるからの起りで、京坂に始まって後、江戸にも及んだものだが、態とらしくないのはよいものだ。
で、この風俗は、江戸芸者にばかりではなく、一般に行われたことは、その頃の浮世絵なり、絵本草双紙の類に屡次見るところだ。
見番と箱屋と継ぎ棹
芸者見番というものが江戸に出来たそもそもは、宝暦以後大黒屋秀民に始まり、その以前にはこれに類似のものすらなかった。