일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みんげいとはなにか

民藝とは何か

柳 宗悦

柳 宗悦의 民藝とは何か(みんげいとはなにか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,596자 · 108화면

아오조라 문고

安いものに無限の美を現わすことができるということだけでも充分な感謝です。しかるに安いものでなくば、むしろ工藝の美は現れ難いというに至っては、さらに讃嘆すべき驚異ではないでしょうか。高価なものを作るのは、買い難くせしめることにおいてのみ罪があるのではないのです。かかる作を造ることにおいて、私達は種々な心の病いに入るのです。そうしてこのことは必然に作の美を痛めてきます。高価なものに美しい作が少いのは、天然の罰を受けているからです。私達がもし安くものを作り得る事情に自分を入れるなら、それはやがて心を安らかにし、器を美しくさせるでしょう。

歴史を省ると時代の下降と共に漸次すべての分野において、美が沈んできます。複雑さが増し、技巧に陥り、繊弱に流れてきます。だがこの間に亘って、比較的この流れに染まなかったのは、独り民間の作物だけなのです。幕末の作を見られよ、高価な工藝には早くも堕落が来ましたが、民器ばかりはほとんど昔の正気を止めています。それは美術的に作るほどの価値がないとされていたが故に、美術的意識の病魔から脱れることができたのです。今も荒物屋の店頭を見ますと、一番下働きの粗末な品々のみには、昔ながらの健康を保っているものが多いのです。