일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こおりぐらのにかい

氷蔵の二階

宮本 百合子

宮本 百合子의 氷蔵の二階(こおりぐらのにかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,201자 · 37화면

아오조라 문고

「おかしな人!」

志野は、小粒に揃った歯を出して快活に高笑いした。

「どうしたのよ一体――あなた帰りたくなったの?」

「そうじゃあないけど――いつまでいたって同じこっちゃあないの」

「そりゃあそう見たいだけど――変ね、どうしたのよ」

「帰らないんなら引越しましょうよ」

やっと、房の気持がほぼ推察され、志野は落着いた様子になった。

「私、妙な性分だから、あなたが何だか噂にとりまかれて、どっちつかずに貧弱な暮しをしてるのが切なくなって来たわ。――そろそろ本気に考えて、働くなら働く、お嫁にでも行くんならそうと、きっぱりした方が本当に身のためだと思ってよ」

「そうなのよ、そりゃあ私だって考えてるわ」

志野は素直に云った。

「全く私なんか半端で仕様がないのよ、局の給料なんぞ、五年勤めたって、安心して暮すだけはとれないものね――局ばかりじゃあないけどそりゃ。どこだってひどいのよ。この頃女一人が誰にもたよらず遣って行けるだけのものをちゃんとくれるとこなんてありゃしないけど――でも、どんなことしたって国へなんぞ帰るもんですか」

「何故よ」

「国へ帰って御覧なさい、私みたいな貧乏人の娘は、どんなことしたって浜人足の女房が関の山よ。