후리가나로 읽는 일본 고전
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えいきゅうへいわのせんけつもんだい
永久平和の先決問題
大隈 重信
大隈 重信의 永久平和の先決問題(えいきゅうへいわのせんけつもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,090자 · 22화면
天国は近づけり
天国は近づけり
風塵漸く収まって世界は今や夕凪の寂静に帰ったが、この平和を間歇的のものたらしめず永久に確保し行かんと欲する事が、この五年間戦雲に鎖された後に、斉しく眼覚めた全人類の渾身の努力で無ければならぬ。人々口を開けば正義といい、人道という。正義、人道は古来吾人の標置する高き理想であるが、これを如何様にして実現すべきか。この実現は刻下の時勢の必要が吾人に迫って促して已まざるところのものである。特にこのたびの大戦の教訓はこの正義、人道が最後の勝利者たるを示した。吾人はこの最後の勝利をあくまで持続的のものたらしめ、これを永遠に確保せしめなければならぬ。これが即ち吾人の理想の実現に忠実なるゆえんである。宗教家は曰わずや、天国は終に来るべしと。これは神の愛が恵日の如く、慈風の如く下土に遍照し流行して、人類が共に永久の平和を楽しむの日有るを語ったもの、人類の歴史は虎狼の群羊を駆るが如く、強者が弱者を圧して止まざるものであるけれども、而かも人の性は正義を愛し人道を好む。平和はあくまでその理想とするところである。否、平和はこれを理想というよりも、吾人の確信というを以て一層妥当なりとする。