후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
伊波 普猷의 沖縄女性史(わたしのこどもじぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,877자 · 60화면
これは政教一致のところで御話する積りでありましたが、ちょっと忘れましたからここで申上げることに致します。『使琉球録』という本は、明の嘉靖七年(今から三百八十六年前)尚清王(尚真王の子)の時、琉球に使した冊封使陳侃という人が書いたのであるが、沖縄の民族的宗教全盛代の有様を写すことがこのように詳細であります。それから慶長年間の琉球征伐の頃に琉球を見舞った日本僧袋中が『琉球神道記』にもほぼこれと同様なことが書いてあるとのことであるが、その時から百年も経つと、琉球の風俗習慣が著しく変化して以前のような迷信はほとんどなくなったということであります。民族的宗教が衰えるにつれて巫道も衰えたのでありましょう。
私考えまするに、沖縄の民族的宗教の衰えた源因は二つあります。第一は島津氏の琉球入りで、第二は儒教が盛んになったことであります。前にも申上げた通り、この宗教は昔は三十六島を統一するために欠くべからざる要具でありました。しかし幾多の氏族が合して一民族となり、相互に神を同じうし血を同じうすることを自覚した時には、最早その使命をおおかた全うしたのであります。しかのみならず島津氏に征服されて以来、尚家は政治上の自由は失ったがその王位はひとしお安固な位地に置かれたから、民族的宗教の必要はますますなくなったのであります。