후리가나로 읽는 일본 고전
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いきにんぎょう
活人形
泉 鏡花
泉 鏡花의 活人形(いきにんぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,111자 · 82화면
五 妖怪沙汰
心急きたる折ながら、八蔵は腰なる鍵を取り出して、勝手の戸に外より鎖を下し、急ぎ門前に立出でて、滑川の方へ行く泰助の後より、跫音ひそかに跟け行けども、日は傾きて影も射映ねば、少しも心着かざりけり。
五 妖怪沙汰
泰助は旅店に帰りて、晩餐の前に湯に行きつ。湯殿に懸けたる姿見に、ふと我顔の映るを見れば、頬の三日月露れいたるにぞ、心潜かに驚かれぬ。ざっと流して座敷に帰り、手早く旅行鞄を開きて、小瓶の中より絵具を取出し、好く顔に彩りて、懐中鏡に映し見れば、我ながらその巧妙なるに感ずるばかり旨々と一皮被りたり。
今夜を過さず赤城家に入込みて、大秘密を発きくれん。まずその様子を聞置かんと、手を叩きて亭主を呼べば、気軽そうな天保男、とつかわ前に出来りぬ。「御主人外でも無いが、あの雪の下の赤城という家。と皆まで言わぬに早合点、「へい、なるほど妖物邸。「その妖物屋敷というのはどういう理窟だい。「さればお聞きなさいまし。まず御免被って、と座を進み、「種々不思議がありますので、第一ああいう大な家に、棲んでいる者がございません。「空屋かね、「いえ、そこんところが不思議でごすて。