후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
「そうですかね……それにあの学生さんたちが無遠慮に僕のからだをいじりまわすので閉口しました」
「おいおい慣れれば、大した苦痛じゃなくなるよ。なにしろ学生たちは君に対して異常な興味をもっている。だから君は今後ますます大切に扱われるだろう」
「そんなに彼等は興味を持っていますかね」
そのことが災難の火の元だとは知らずに、僕はむしろ得意になって聞きかえした。
五頭パイプ
カビ博士の顔の下半分は黒い毛でうずもれている。その毛むくじゃらの草原のまん中が、ぽっかりあくと、赤いものが髭越しに見える。それは博士の口の中の色である。この赤いきんちゃくのような口は、ひろがったりすぼまったりして、よく動く。そして髭の中から博士のがらがら声がとび出して来るのである。
博士は、僕との対談のうちに、安全剃刀の柄をくわえた――と見えたが、それから煙が出てくるところを見ると、それは安全剃刀ではなくて、どうやら煙草のパイプの類らしいことが分った。
普通のパイプは、煙草をつめる火皿、すなわち雁首が一つである。ところがカビ博士が口にくわえるパイプには、五つの雁首が並んでいるのだった。