후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まんかんところどころ
満韓ところどころ
夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면
それも砲丸自身のためと云うより、砲丸が山へ当って、石の砕けたのを跳ね返したためです。こう云う傾斜のはなはだしい所ですから、いざと云う時に、すぐ遠くから駆け寄せて敵を追い退ける訳に行きませんので、みんなこう云うところへ平たくなって噛りついているのであります。そうして味方の砲丸が眼の前へ落ちて、一度に砂煙が揚がるとその虚に乗じて一間か二間ずつ這い上がるのですから、勢い砂煙に交る石のために身体中創だらけになるのです。と市川君は詳しい説明を与えられた。
味方の砲弾でやられなければ、勝負のつかないような烈しい戦は苛過ぎると思いながら、天辺まで上った。そこには道標に似た御影の角柱が立っていた。その右を少しだらだらと降りたところが新に土を掘返したごとく白茶けて見える。不思議な事にはところどころが黒ずんで色が変っている。これが石油を襤褸に浸み込まして、火を着けて、下から放り抛げたところですと、市川君はわざわざ崩れた土饅頭の上まで降りて来た。その時遥下の方を見渡して、山やら、谷やら、畠やら、一々実地の地形について、当時の日本軍がどう云う径路をとって、ここへじりじり攻め寄せたかをついでながら物語られた。